なぜ酒の席で「政治」と「宗教」と「野球」の話は御法度なのか?
- 管理者
- 2015年10月4日
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JapanMeetingのブログをご覧いただいている皆さんは、多かれ少なかれ政治に興味を持っている方々だと思います。私は高校生のときに政治に興味を持ち、それ以来拙いながらも日々様々なことを調べて考えています。JapanMeetingもまだまだ小さなサークルですが、一同確固とした考えを持って日々の諸問題を考え、議論しています。 さて、皆さんは「酒の席で政治と宗教と野球の話はしてはいけない」という話を聞いたことはありますか?私は初めにこれを聞いたとき「(野球はなんか違う気がするけど)確かにあまり楽しく話し合う場での話題にふさわしくないな」と思いました。単なるイメージに過ぎないのに、なぜなのでしょうか? 私が思う理由は2つあり、1つ目は「興味がある人ない人の差が激しい」ことです。「政治にあまり興味は無い」という人は恐らく、安保法案やTPP参加交渉のニュースの断片的な情報をたまに見る程度で、「政治に興味がある」という人は新聞からネットニュースを始め、能動的に様々な情報を収集している人だと思います。実際、私は新聞もネットニュースも色々な報道機関のものを見ますが、私の周りにはそんな人はほとんどいないため、そういう友達などと政治について語り合おうとは思いません。 2つ目は「興味がある人は確固たる考えを持っている」ことです。問題の動向に興味があるというだけで結末がどうなろうが知ったこっちゃない、という人はほとんどいないでしょう。政治の問題というのはその多くが私たちの生活に直結する問題だからです。実際にネットニュースの政治系の話題の記事のコメント欄には他の話題の記事よりも多くのコメントが付く場合がほとんどです。他のおよそ2倍はくだらない、5倍以上となることも少なくありません。同じ人がコメントで会話(論争)していることもあります。それだけ「政治に興味がある」という人は確固たる考えを持っているということです。キリシタンをムスリムに変えることもことも、阪神ファンを巨人ファンに変えることも恐らく困難を極めますよね(ほぼ不可能?)?そう いうことだと思います。 一人の大学生の意見ですが、政治の話題が忌避されるのはこういう理由もあると思います。ただ前述の通り、当然政治は私たちの生活に直結するものです。「興味がない」とは言わずに、少しでも多くの人が身近な政治について考えてくれれば良いと思います。
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